ドラマ『Jimmy〜アホみたいなホントの話〜』レビュー
〈点数〉
2.8(強くオススメしないけど、個人的には好き)
〈一言〉
個人的にはものすごい好き。だけど、それは俺がお笑い好きだからかも?笑
ピュアなジミーちゃんにグッと来ます。
〈ざっくりあらすじ〉
アホすぎて何も上手く出来ない高校生、大西秀明は吉本興業に裏方として入社する。そこで天才芸人・明石家さんまと出会い、「ジミー大西」としての人生を歩み出す。
下ネタもあるけど、基本的にはピュアな青春ストーリーですね。
〈批評〉
ジミー大西という人は今の若い人にとって、どんなイメージなんでしょうか。
そもそも知られてるのかな。
この人を知ってるとすれば、『笑ってはいけない』シリーズ、もう少しお笑い好きな人はアマゾンプライムの『ドキュメンタル』あたりでしょうか。
あのモンスター級の天然ボケの人ですね。
もう少し上の私の世代(30代半ば)からすると、子どもの頃から凄いテレビに出てるお笑い芸人で、途中から画家になった人ってイメージなんですよね。
でも、天然ボケのイメージはやはり強いです。笑
さて、今回は正真正銘の元祖・天然タレントと言われるジミー大西さんを題材にした、Netflixオリジナルドラマ『Jimmy』をレビューします!
萩本欽一さんがジミー大西さんを「天然」と表現したのが、いわゆる天然キャラの起源だと言われています(本作の明石家さんまさんのトークでも触れられてますね)が、ドラマの中の大西青年もぶっ飛んでますねー!笑
天然エピソードのオンパレードで、それだけで笑えます。
ほぼ実話だそうですが、ホントかよ!ってエピソードばかり笑
そんなジミー大西を中尾明慶さんが好演しております。いや、ホントぴったりでした。
そして、本作のもう一人の主役である明石家さんま役には玉山鉄二さん。
実はこのドラマ、明石家さんま役を小出恵介さんで一度は撮影されたんですが、小出恵介さんの不祥事で配信が取りやめになったという曰くがあります。
しかし、明石家さんま役を玉山鉄二さんに替えて再始動し、配信されました。
どうなんでしょう、玉山鉄二さんで結果、良かったんじゃないですかね?いい兄貴分感がよく出ておりました。
ちょっとカッコよすぎる感じはしましたが。。笑
でも、昔の明石家さんまさんて、西の郷ひろみと呼ばれるくらいのアイドルだったらしいですから、あながち間違ってないのかな?笑
それに中尾明慶さんと小出恵介さんて世代が近すぎるような気もしますしね、ROOKIESを見てた世代としては。笑
さて、そんな二人が織りなすエピソードの数々は笑えるし、なんと泣けるんですね。
本作は、明石家さんまさんが初プロデュースしたドラマだそうですが、随所にさんまさんのお笑いや生き方への熱い思いなどが散りばめられていて、胸にグッと来ます。
そして、ジミー大西さんの本当に本当にピュアなところに涙腺が緩みます、めっちゃアホなんですけどね!笑
なんていうか、和製『フォレスト・ガンプ』て感じですねー。。凄い良かったです。
そして、ドラマ各話の冒頭とラストには明石家さんまさんとジミー大西さんのトークも収録されていて、ドラマと実際がオーバーラップする演出も、Netflixらしい自由な感じがして新鮮でしたね。
あと、ゲストが豪華!
ビッッッッックリするぐらいビッグなサプライズゲストが出てきます。
個人的には凄く好きなドラマでした。
ただ、なぜこれを強くオススメしないかというと、出演陣の関西弁が若干、耳につきまして、話に入りづらい部分があったということ。
それと私は割と感動しましたけど、それは実際の明石家さんまさんとジミー大西さんが好きなタレントさんだったからかな?と思いました。
観る際はその辺りを頭に入れといて頂ければ、と笑
〈視聴方法〉
『Jimmy〜アホみたいなホントの話〜』はNetflixオリジナル作品なので、現状はNetflixでしか観れません。
しかもNetflixはVOD他社と違い、広告バナーとかを提供しておりませんから、若干見た目は悪いのですが。。笑
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